お見合い中の男性必見!「初対面の女性」に気に入られるマナー集

婚活で、今まさに“お見合い中”の男性は、初対面の女性と出会う機会が多くなります。「どうしたら女性にいい印象を与えられるだろうか…」と、日々試行錯誤している人もいるかもしれませんね。

初対面の女性に気に入られるためには、何と言っても“紳士的に振る舞うこと”です。どんな女性も、初めての男性と会う時は緊張していますし、人によっては警戒心ももっています。それをいかに和らげ、“話しやすい空気感”を作れるかが男性の腕の見せ所。アナタが紳士であればあるほど女性は安心し、“よい印象”を持ってくれるでしょう。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、男性が、お見合いで女性に気に入られるためのマナー集をご紹介します。これからお見合いをする方は勿論、「もうわかってる」という方も、もう一度見直してみて下さい。これはお見合いだけでなく、ビジネスシーンなどでも、好印象を与えるために使えるもの。ぜひチェックしておいてくださいね!

お見合いで、“初対面の女性”に気に入られるマナー集

(1)きちんとした服装と身なり

“お見合い”は人生の大切な選択をする機会。ほとんどの女性は、そんな機会にふさわしい“おしゃれ”をして来ます。もし、男性の服装が自分のファッションに釣り合わなかったら、まず女性は第一印象で幻滅してしまうでしょう。

男性の服装でおススメなのはスーツ。おしゃれに自信のある人は、シャツにジャケット、スラックスをコーディネイトしてもいいですね。タブーなのは、ラフになり過ぎてしまうこと。ヨレヨレの普段着は勿論、デニムも初対面では避けた方が無難です。

また、髪や髭を整え、清潔感をアピールすることも忘れずに。お見合いの朝はシャワーを浴びて、頭のフケや体臭のケアにも気を使いましょう。

(2)約束の時間を厳守する

仕事が忙しいからと言って、初対面から遅刻をしてしまっては印象がよくありません。お見合いの日はスケジュールを万全に。当日は、男性が先に着いているぐらいで丁度いいのです。

(3)まず、男性から先に挨拶をする

「どちらが先でもいいじゃないか」と待っていてはいけません。お見合いの場では、ぜひ男性から先に「はじめまして。〇〇と言います」と挨拶をするようにしましょう。仲人さんや、立ち合い人の方が同席している場合は、そちらへの挨拶も忘れずに。「〇〇さん、今日はよろしくお願いします」と礼を尽くしましょう。関係者への配慮があることも、女性が何気にチェックしているポイントです。

(4)“丁寧な言葉遣い”で話す

お見合いはプライベートな場ではありますが、初対面から馴れ馴れしくするのはタブー。終始丁寧語や、敬語を使うようにしてください。男性の言葉が丁寧であれば、女性はその男性に、“大切にしてもらえる印象”を受けることが出来ます。

また、お見合い相手の女性だけにでなく、周りの人にも丁寧な言葉で接するよう気を配りましょう。例えば、お店の人を「おい、ちょっと!」などと高圧的に呼んだりしてしまっては、「この人の身内になったら大変そう…」と思われてしまうだけです。

(5)自己紹介が“自慢話”にならないようにする

男性の自己紹介は、やはり仕事が中心になると思います。だからと言っていい所を見せようと、つい長々と“自慢話”をしてしまう男性もいますが、女性によってはよい印象を受けません。キャリアをしっかり話しつつも、“謙遜の心”を忘れない方が、どんな女性にも好印象を持ってもらえるでしょう。

また、趣味についても、初対面ではさらりと話す程度で充分かもしれません。気を付けておくべきは、アニメやゲームなど、少々オタク的な趣味のある人が、初対面から大プレゼンテーションをしてしまうこと。同じ趣味の人同士ならいいのですが、そうでない場合、ドン引きされてしまう可能性もあります。

(6)自分のことは“誠意”をもって話す

反対に、恥ずかしがって自己紹介が“あいまい”になってしまうのもタブー。自分のことをちゃんと話せない男性は、女性から「頼りなさそう」もしくは「誠意がなさそう」と思われてしまいます。口下手な人は、事前に自己紹介を練習し、本番ではきちんと話せるようにしておきましょう。

また、「趣味は特に何も…」というのでは、女性から「面白味の無い人」と思われてしまいます。でも、“ワリと好きなこと”であれば、どんな人もあるのではないでしょうか。例えば、ドライブや映画鑑賞とか…。しょっちゅうしていなくてもいいので、何かしら話せるようにしておきましょう。どうしても趣味が見つからない人は、「実は、今まで仕事一筋でして…」と言ってしまった方が好印象かもしれません。

(7)女性の話を最後までちゃんと聞く

女性は、自分の話を真摯に、興味深く聞いてくれる男性を信頼します。ですので、お見合いの場では、自分がしゃべるだけでなく、女性の話を誠意をもって聞くようにしましょう。聞く時の態度も重要です。退屈そうにしたり、そわそわしたり、携帯を見るなどもってのほか。女性の話に“優しい笑顔”で相槌を打つなどして、男の“懐の大きさ”をアピールしましょう。

男性の中には、会話のキャッチボールを無視して、自分の言いたいことだけを話そうとしてしまう人もいます。また、女性の話を最後まで聞けず、言葉を遮ってしまう人も。これをやってしまうと、女性からはよい印象を持ってもらえません。

(8)デリカシーのある話題を選ぶ

話題にデリカシーがあることは、好印象を与えるための絶対条件。例え、前日に仕事で嫌なことがあったとしても、人を見下すような話や、悪口など、相手の気分を害する話はしないようにしましょう。お見合いでは、あくまでもお互いの“いい面”を紹介し合える話題に終始した方がスマートです。

また、女性に対する“タブー発言”には充分注意して下さい。特にカラダをクローズアップする発言は、場合によってはセクハラになってしまいます。「脚、細いですね」「グラマーですね」なんて一言は絶対避けるべき。初対面の女性に対しては、「優しいですね」「ステキですね」などと、女性の印象をふんわり褒めた方が喜ばれます。

(9)初対面では、相手に深く突っ込まない

どんな女性も、相手を信頼してからでないと、自分の深い話はしたくないと思っています。ですので、お見合いの段階では、相手に“深く突っ込まないのがルール”と心得ておきましょう。

特にしない方がいいのは、「どうして今まで一人だったんですか?」「どうしてお見合いを選んだんですか?」などと、本人が答えずらい事を聞くことです。また、子供の話題もデリケートですから、初回からは避けた方が無難でしょう。過去の男性経験を聞くのも、お見合いの場ではマナー違反になります。

(10)女性に会計の気を遣わせない

レストランや、ラウンジ、日本料理店などでお見合いする場合は、女性に会計の心配をさせないのがマナー。会社の同僚と食事をするように、割り勘と思ってはいけません。スマートな方法としては、会計表が来たらさりげなく自分の方に寄せておくといいでしょう。仮に「わたしもお支払いします」と言われても、「いえ、ここは僕が」とやんわり伝えると好印象になります。

また、会計の際、お金に細かいことを見せてしまうと、折角のお見合いが台無しになってしまうことも。お店にしつこく会計の中身を確認したり、「高いですよね、ここ」なんて文句を言ったリしては、女性から「結婚したらお金にうるさそう」と思われてしまうため、お断わりの原因になる可能性もあります。

如何でしたか?

まず、このぐらいを男性が押さえておけば、女性に、気持ち良くお見合いしてもらうことが出来るはずです。お互いの相性がよければ、そこから先にご縁が繋がるかもしれません。

初対面で好印象を得るには、“紳士的”であることが一番。そのためには、何事もやり過ぎず、女性の気持ちを汲んで振る舞うことが大切です。アナタも“紳士”を意識して、ぜひお見合いを成功させてください。

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー