傷つくのが怖い…?異性に積極的になれない人が「幸せな結婚」をするには

「自分がいいと思った人に、いいと思ってもらえないと傷つくじゃないですか。だから異性と積極的に関わるのが怖いんです。でも、いつか結婚はしたいと思っています。こんなわたしは、どうしたらいいのでしょうか?」しあわせ研究家の筆者の元には、そんなご相談もあります。

婚活を始めても、今一つ積極的になれない人の中には、「わたしも同じ…!」と思う人がいるかもしれませんね。

しかし、沢山いる異性の中から、たった一人を選ぶのですから、そこに行きつくまでには、ミスマッチだって当然あります。断られることも、断ることもあるかもしれませんし、それを怖がっていたらパートナーは見つかりません。それは婚活であっても、恋愛であっても、同じことですよね。

最近は、自分の思い通りにならないと、極端に傷ついてしまう“繊細な人”が増えているように感じます。これも、世の中に独身の男女が増えている理由のひとつではないでしょうか。「傷つくぐらいなら独身のままでいい」と判断したくなってしまうのでしょう。

しかし、そうは言っても多くの人は、「出来ることなら結婚したい」「一生独りは嫌だ」と、本音では思っているはず。「結婚したいけど傷つきたくない。その矛盾をどう埋めていいかわからない」と悩んでいるのです。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、傷つくのが怖くて、異性と向き合えない人が抱える理由を分析し、幸せな結婚に行きつくための“解決法”をご紹介します。

“異性に積極的になれない人”が、「幸せな結婚」をするための解決法

(1)“自己肯定感”を高める

異性のちょっとした言動に、「やっぱりわたしを好きじゃないんだ」「俺なんかが愛されるはずがない」と、極端なネガティブ反応をしてしまう人がいますが、そういう人は“自己肯定感”が低い可能性があります。

“自己肯定感”が低い原因は、幼少時の家庭環境にあるケースが多いと言われています。「なんで出来ないの!」とダメ出しや、否定をされ、周りや兄弟と比較されて来た人が多く、「自分はもっと優秀でなければ、愛してもらえない」と、思い込んでいます。すなわち、自己肯定感が低い人には、「自分は、ありのままで価値がある」という根本的な自信が足りません。

ですので、“自己肯定感”が低い人は、他人の言葉を、ついネガティブな方向に判断してしまいます。気になる異性にはなお更、ちょとした否定にも過剰反応し、傷ついてしまうのです。

【幸せを掴むヒント】

“自己肯定感”を高めるための近道は、人から沢山褒められたり、認めてもらうこと。そのためには、まず、自分から相手を褒めるようにしてみましょう。そうすれば、相手もアナタのいい所を認め、褒めてくれるはずです。

また、相手が不機嫌になるのは、すべて自分が原因ではない、ということを認識しましょう。「怒っているのはわたしのせいだ…!」ではなく、「昨日会社で何かあったのかな?」ぐらいで男女関係は丁度いいのです。

特に結婚相手を探す時は、すぐにマッチングがうまくいかなくても、落ち込み過ぎないこと。お互い「いい人だな…」と思っても、単純に条件が合わない場合もあるからです。自己肯定感が低いと、自分を責めてしまいがちですが、そんなことをする必要は全くありません。自分にはもっと合う人がいる、と考えるようにしましょう。

高望みさえしなければ、アナタの価値を認めてくれて、条件も合う人と、いつかきっと出会えます。まずは、少しでも自分を信じる気持ちを持つようにして下さいね。

(2)“失恋のトラウマ”を手放す

過去の失恋で、相手からひどく傷つけられた経験がある人にも、それ以来、傷つけられることを警戒して積極的に異性と関われなくなってしまった、と言う人が多いです。特に男性はトラウマを引きずりやすく、いつまでも自分の殻にこもってしまう人もいます。

気になる人が出来ても、「また傷つけられるかもしれない…」とトラウマが発動し、異性と向き合うことがなかなか出来ません。

【幸せを掴むヒント】

失恋の痛手を振り切るには、「相性が合わなかっただけだ」と後悔に決着をつけることです。男女関係が壊れるのは、どちらかだけに問題があるのではなく、必ずお互い相入れなかった原因があるはず。失恋は、今後の自分のための反省の材料にはなりますが、相手に責められたからと、自分だけを責める必要もないのです。

「また同じ目に合ったらどうしよう…」ではなく、「こんな思いをして反省したのだから、今度はもっと合う人と出会えるはず」と、前向きに考えて見ませんか?

これだけは言えますが、異性から受けた心の傷は、新しい異性と愛情関係を築くことでしか癒せません。つまり、失恋から立ち直るには、新しい出会いを求めるのが一番なのです。

(3)“ココロの免疫力”を身につける

特に大きな挫折を経験せず、要領を掴んで生きて来れた人ほど、男女関係には臆病になってしまう傾向があるようです。それは、安全な道をたどろうとするばかりに、リスクヘッジし過ぎてしまうからでしょう。確かに男女のことは、勉強や仕事のようにマニュアルがないですし、絶対失敗しない方法などないですからね。

そんな人は、気になる異性が出来ても、そもそも感情を入れることに抵抗を感じてしまいます。「そんなに好きでもないし」「仕事の方が大事だから」とブレーキを踏み、相手とも、自分の感情とも、素直に向き合うことが出来ません。それは一重に、恋に溺れて自分が乱れたり、傷ついたりすることを恐れるからなのです。

しかし、このタイプの人ほど、社会的な体裁が気になります。ですので、本心では「結婚したい」と望んでいる人が多いのです。

【幸せを掴むヒント】

もし、アナタがまだ若いのであれば、今のうちに勇気を出して異性と向き合うようにするべきです。“ココロの免疫”は、若いうちから経験を積まないと培うことが出来ません、何もしなければ、歳をとればとる程、もっと臆病になってしまうでしょう。

今は、PCを開けば「男女がうまく行くコツ」といった情報がいくらでも手に入りますので、道しるべがあるだけ恵まれていると思います。しかしそれも、自分で実行してみない限りは体得することは出来ません。

また、男女の経験が少ないことをコンプレックスにしないこと。コンプレックスにしてしまっては、プライドが邪魔して、益々身動きが取れなくなってしまうからです。

また、婚活のプロの手を借りるのも賢明な選択ではないでしょうか。最初から、条件を考慮してマッチングしてもらえますので、自分と合う人と出会える確率が高く安全です。それならば、つい臆病になってしまう自分を乗り越えられる可能性があります。

傷つきたくない!でも結婚したい。そんな人がパートナーに巡り合うには?

結婚したいなら、やはり、明るい未来を信じて一歩踏み出すしかないでしょう。でも、傷つくことをそこまで怖がらずに、相手を見つけられる方法もありますよ。

異性に対し、臆病になっている人が結婚するためには、頼れるサポーターが必要です。ですので、プロが間に立ってくれるお見合いを選んでみるのも、ひとつのベストな選択かもしれません。

プロが間に立つことによって、恋愛のように感情的に傷つけられることは、大方避けられます。関係を進める時も、相談できる担当者がいます。そういうことが、傷つきやすい人にとっては、とても助けになるはずです。

プロに助けられているうち、自然にトラウマを克服して行ける人もいます。そんな選択が、アナタの未来を、今以上に明るくしてくれるかもしれません。

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ、しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー 他。

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ 梅雨時って何だかダルい…解消する方法は?

雨の多い季節がやって来ました。なんとなく体調も気分が下がり気味…そこで、この季節を快適に乗り越える方法をご紹介します。

① うっかり冷えないよう注意

ムシムシするからと言って、薄着過ぎてはうっかりカラダを冷やしてしまいます。特に女性は、肌着で調節したり、カーディガンなどのアウターや、靴下は持ち歩くようにしましょう。

② しっかり汗をかく習慣を

梅雨時は、冷えによってむくみやすい…そこで意図的に汗をかき、発散させるようにしましょう。おススメは半身浴や室内で出来るスポーツ。汗をかくと気分もリフレッシュします。

③ 梅干しなど、クエン酸効果で元気に

ランチがお弁当の人は、積極的に梅干しを。梅干しのクエン酸が疲労回復を促進し、腐りやすい季節のお弁当の抗菌にも役立ちます。

次回は『婚活中の人必見!一味プラスで家庭料理が美味しくなるコツ』です。お楽しみに!

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー