決断するのが苦手な人に…「結婚を決める時」の心得4つ

婚活を始めた方の中には、「過去に恋愛のチャンスもあったのですが、迷っているうちタイミングを逃してしまいまして…」という人もいます。アナタは如何ですか?

「何事も決断が苦手」という方は、なかなかパートナーを決められません。いよいよ決断となると、どういうワケか逃げたくなってしまう人もいます。

そんな方は、自分が本当に結婚を決断出来るかどうか、密かに不安を抱えているかもしれません。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、決断が苦手な人に一度見つめていただきたい深層心理と、“結婚の決断法”をご紹介します。

決断出来ないのは、失敗が怖いから

決断が苦手な人の中には、幼少期から褒められる経験の少なかった人もいます。親御さんの子供に対する理想が高く、「なんでそうなの!」「もっとこうしなさい」と言われ過ぎて来たのです。そのため自信が持てなくなり、決め事のたびに「失敗したら大変」とブレーキをかけるようになったのかもしれません。

家庭環境には問題が無くても、いじめられた経験や、挫折の経験から、失敗することが過剰に怖くなってしまった人もいます。逆に、失敗を避け要領よく生き過ぎてしまったため、未体験の決断が出来なくなってしまった人もいると思います。

結婚に“成功・失敗”は存在しない

独身の方にとって結婚は、まさに未体験の決断。だからといって失敗を恐れて決断出来ないと、いつまで経ってもパートナーが出来ませんよね。

だからこそ頭に置いていただきたいのは、100%成功の結婚などこの世に存在しない、というコト。逆を言えば、100%失敗の結婚もないというコトです。

例え理想の相手を見つけたとしても、幸せもあれば苦労もある。それが結婚。もし、多少後悔するようなコトがあったとしても、それも経験。成長のための貴重な糧なのです。

“成功しなければ”より、「経験してみよう」と考える

決断が苦手な人は、物事を“成功・失敗”で考え過ぎてしまう傾向があると思います。しかし実際にはどんな物事も、“成功・失敗”だけで判断することなど出来ません。例えば、一見失敗と思うような経験をしても、それを生かして人生を好転させた人などいくらでもいますから。

実は人生には“経験”が存在するのみ。結婚も、人を成長させてくれる大切な経験。

少なくとも“成功・失敗”より、“経験するかどうか”で判断した方が、決断のハードルは下がりますよね?「失敗するのが怖い…」と思いがちな人は、まずその発想を取り入れて見ては如何でしょうか。

「結婚を決断する時」の心得3つ

では実際に結婚を決断する時、どんな心得を持っているといいのでしょうか。確実に結婚を決めるためにも、ぜひ、ご参考にしてみて下さいね。

① 5割納得したら、決断に値する

「5割でOKなの!?」と驚かれるかもしれませんが、致命的な問題がない場合は、それぐらいで充分なのです。何故なら、後の5割は結婚後、お互いの努力によって培うものだから。

“10割納得”を目指してしまうと、そもそも相手が見つからないか、逆に期待し過ぎて、結婚後残念に感じることの方が増えてしまうかもしれません。

むしろ、過剰な期待をし過ぎず結婚した方が、いい事がすべてハッピーサプライズに。“喜びの伸びしろ”を残しておくのも幸せになるための工夫だと思います。

② 心配事より、幸せに目を向ける

結婚相手の候補が出て来ると、決断が苦手な人は、自信を持てないが故に不安要素ばかりを考えてしまいがち。

しかしそれでは、“決断できない理由”を自ら作っているようなもの。結局どんな相手であっても決断できない、ということになってしまい兼ねません。

だからこそ意識してでも、“楽しい夫婦生活”や“結婚後の幸せ”の方に目を向けるべきなのです。夫婦がうまく行っていない人の話を聞いたり、ネガティブな記事を読むのもやめておきましょう。

③ “人の価値観”を考え過ぎない

決断が苦手な人の中には、「周りにどう思われるか」を考え過ぎてしまう人もいます。親の価値観、友達の価値観、同僚の価値観、それぞれバラバラなものを一度に考え過ぎてしまい、一つのことを決断するのが容易でないのです。

しかし結婚は本来、自分がいいと思うかどうかで決めるべきコト。親御さんは家族として関係あるかもしれませんが、だからと言って、親の意見に偏り過ぎるのも問題。何故なら最後は、夫婦二人の人生になるからです。

④ 「まずは始めてみよう」と思うコト

いくら結婚前にあれこれ考えても、男と女は究極、結婚してみなければわかりません。

ある程度「この人とならやっていけそう」と思ったら、とにかく結婚生活を始めてみるに尽きると思います。そしてそこから「どういい夫婦になろうか」と考えればいいのです。

今はネットを開けば、「結婚前に相手のココを見るべき…!」といったリスクヘッジ情報が山ほどあります。でも、それをすべてチェックしていたら本当にキリがない。

確かに結婚は一生のことなので、簡単に決められるものでもないでしょう。しかし反面、慎重になり過ぎてもタイミングを逃すだけです。

既婚者の多くが、「考えてもキリがないから、とにかく結婚してみよう」と決断しています。それが本音ではないでしょうか。みんなそこから努力して、人が羨むような幸せを築いているのです。

ということで、少しでも行動で変えてみたいという方はまず婚活ガイドブックを読むことから始めてみてはいかがでしょうか。
現在の婚活状況に関するヒントがあるはずです!

決断するコトそのものが、“達成感”と“自信”に繋がる

決断の苦手な人は、よく「自信がないから決断出来ない」とおっしゃいますが、実は、“決断しないから自信が持てない”とも言えるのです。もし、自分で結婚を決断出来たなら、それこそ大きな達成感を得られるはず。

その達成感こそ、確かな自信に繋がります。そうです、自信を持ちたいなら、思い切って決断してみることなのです。

それは、アナタが大人として自立する儀式のようなもの。自分の人生を自分で決める。それは、自己責任で生きようとする大きな一歩。

それに結婚はゴールではなく、あくまで始まり。幸せになるもならないも、すべてはその後の努力次第。今より少しでいいから自分を信じましょう。それだけでアナタの運命が光に向かって動き出すでしょう。

如何でしたか?

「幸せを経験したい」と思う気持ちがあるなら、悩み過ぎず、チャンスを逃さず、一度は結婚してみることだと思いますよ。そこには、想像以上の喜びと感動が待っているかもしれません!

本当の意味で合う人を探せる結婚相手診断テストはこちら

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ 「自信がない」と悩める人に…自分に自信をつける方法って?

世の中、プライドが高いのに「自信のない人」が増えています。プライドが高いのならもっと自信が欲しいところ。逆に自信が付けば、ちょっとしたことに傷つかなくて済むようになるかも。

① 高い理想を目指し過ぎない

プライドの高い人は、高い理想を求めすぎる傾向にあります。しかし、現実的に理想が叶わないと、ひどく落ち込み自信を失ってしまうのです。真に自信を得たいなら、本当の自分を受け入れ、理想を調整することも必要ではないでしょうか。

② 小さな達成感を積み重ねる

自信を育むには、小さな「達成感」を積み重ねるコトです。ポイントは、苦手なコトを少しずつステップアップして行くこと。押し入れの整理が出来た、作ったコトのない料理が作れた、3か月運動できた、100万円貯金が出来た、など何でも構いません。

③ 理想の人より「褒めてくれる人」をパートナーに持つ

婚活も、理想の人を追いかけて落ち込むより「褒めてくれる人」を探しましょう。それは妥協ではなく、アナタ自身が自信を持って生きて行くために必要なコトです。

④ 自立する

自信の根拠は「自分で生きて行ける」という安心感。大人になっても親に頼りっぱなしでは、やはり根本的な自信は育ちません。実家暮らしでも親に何でも頼るのではなく、自分のコトは自分でするようにしてみて。「私にも出来る」これこそが自信の源になります。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー