帰省する前に知っておこう!今ドキの女性が「結婚する男性」に望むコト

もうすぐ仕事納め。年末年始は実家に帰省する方も多いのではないでしょうか?久々の故郷、お母さんの手料理、家族水いらずの会話、楽しみですね。

だた、独身男性にとってはちょっと憂鬱な点もありますよね。それは「アナタはいつ結婚するの?」とプレッシャーをかけられること。兄弟姉妹や、近くにいる親戚がすでに結婚していると、余計にそうかもしれません。

そんな人は、ぜひ「来年から婚活するよ!」と親御さんを安心させてあげて欲しいものですが、その前に、ぜひとも知っておいて欲しいことがあります。それは、今ドキの女性が結婚相手に求めるニーズについてです。

どうして必要なのかと言うと、今の結婚の事情は、親御さんの時代と相当“様変わり”しているから。恋愛経験の少ない人は、つい親の言葉や希望を鵜呑みにしてしまいがちですが、それでは、折角の婚活が難航してしまう可能性もあります。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、今ドキの一般的な女性が、“結婚する男性に望むコト”についてご紹介します。これを知っているのと、知らないのとでは大違い!近い将来、確実に結婚して親御さんを安心させるためにも、ぜひご一読しておいて下さいね。

今ドキの女性が、“結婚する男性”に望むコトとは?

(1)価値観を上から押し付けないこと

現代女性の理想の結婚相手は「4低(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)」と言われていて、女性に対しむやみに威張ろうとする男性は、正直、モテない時代です。これから結婚したいなら、男性も女性を“尊重”し、女性の意見を“受容”出来るようにしておく必要があるでしょう。

若い世代の女性ほど“男尊女卑”を嫌い、上から価値観を押しつけるタイプの男性を好みません。昔の女性は、“亭主関白”を受け入れるのが普通だったかもしれませんが、今の若い女性の多くは、そのような男性とは結婚したがりません。

ご家庭によると思いますが、もしかしたらアナタのお父さんかお祖父さんは、4低とは真逆の“亭主関白”だったのではないでしょうか?それは、かつてそのような男性の方が“凄い”と思われていたからです。しかし、今からそれを参考にしてしまうと、アナタのお嫁さん探しは大変になってしまうでしょう。

これからは、夫婦で何でも対等に話し合い、お互いの価値観や、実家の常識を譲り合うことが必要です。「うちのルールに従えるお嫁さんをもらいなさい」といった親御さんの希望を叶えるのは、なかなか難しいと思っておいた方がいいでしょう。

(2)妻の実家も大切にしてくれること

今の婚活世代は、昔に比べて兄弟姉妹が少ない上、一人っ子も多くいます。つまりそれだけ、女性も親から大切に育てられているのです。最近の女性は「夫になる人は、わたしの家族と仲良くしてくれる人がいい」と願っている人が多く、昔のように“嫁に行ったら実家の敷居を股がない”などということは、まずありません。

しかし、長男の方の中には、「息子が“自分の面倒を見てくれるお嫁さん”を連れて来るもの」と、親から期待されてしまっている人もいるでしょう。だからといって、初めから“姑の面倒を見ること”を結婚の条件にしてしまうと、どうしても婚活は難航してしまいます。

そこで筆者がおススメしたいのは、結婚相手が決まったら、まずは、女性の実家ともうんと仲良くしてあげること。どんな女性も、自分の親を大事にしてくれたら、「相手の親も大切にしよう」と考えるようになります。

「女は男の実家に仕えるもの」という考えをただ押し付けてしまっては、結婚がなかなかうまく行きません。それよりも、女性から「そのうちご両親の面倒を見てあげたい」と思ってもらえるよう、努力を重ねた方が、結果、すべてがうまくいくはずです。

親御さんには、「お嫁さんを大切にしてあげたら、いつかは実家に入ってくれるんじゃない?」と言っておくとよいのではないでしょうか?後は、アナタや親御さんの努力次第で、希望が叶うかもしれませんね。

(3)家事にも協力的であること

実家に帰ったら上げ膳据え膳、何でもかいがいしくお母さんがしてくれる……多くの男性がそうではないでしょうか。久々に帰って来るとなれば、なお更そうかもしれません。

しかし、これを鵜呑みにしてしまい、「奥さんになる女性にも、母親のようにしてもらいたい」などとは、決して思わないことです。今は、殆どの夫婦が共働き。その代わり家事や子育ても共同作業、というのが多くの女性たちの希望なのですから。

一方、お母さん世代は、仮に女性が仕事を持っていても、家事や子育ても、ほぼ女性だけがやっていました。今はそんな女性の苦労が“ワンオペ育児”と呼ばれ、社会問題にされています。つまり、お母さん世代が背負って来た苦労は、元々物理的にも無理があったのです。

4低の“低依存”とは、家庭のことを、女性にばかり依存しない男性を意味します。もし、若い女性と結婚したいのであれば、家事や子育てにも積極的に参加するスタンスを示さなければなりません。アナタに余程の年収があって、妻の収入を頼らずともラクさせてあげられるのなら別ですが……そうでないのであれば、これからは“男も家事をするもの”と思っておきましょう。

(4)安定した職業、もしくは仕事に対する情熱があること

4低の“低リスク”とは、経済的なリスクが少ないこと。社会や経済に不安がある今は、女性がより安定を求める傾向にあるかもしれません。婚活の場でも、堅実な職種の男性に人気が集まっているようです。

そんなことを言われると困ってしまうのが自営業の方ですが、女性に魅力を感じてもらう方法はちゃんとあります。それは、自分の仕事に対する夢や希望、ありったけの情熱を語ること。女性は男性より現実的ではありますが、男の夢や情熱に感動が出来れば、ココロを動かされる女性は必ずいます。

いずれ親の稼業を継ぐ方も、イヤイヤ継ぐのでは魅力を感じてもらえません。自分ならではの高いモチベーションをどう作れるか、それがステキな女性と結婚する秘訣でもあるでしょう。

(5)年齢差は、5歳程度まで

最近の若い女性は、“男性はいくら年上でもOK”とは思ってくれません。それは「結婚するなら、話や価値観の合う同世代の方がいい」と思っているからです。実際に婚活の現場でも、女性は「年上であっても年齢差は5歳程度まで、年収が高くて人柄が良ければ7歳程度まで」と希望する人が多いようです。

それに対し、男性は40を超えても「理想は20代の女性」と希望する人が多い。その背景には「親が孫を望んでいるから」という理由が多少なりともあるのかもしれません。だからといってそれでは、男女のニーズが噛み合わず、結婚相手が見つからなくなってしまうでしょう。

筆者は、ある40代後半の男性から、こんなご相談を受けたことがあります。「僕は、どちらかというと話の合う同世代の女性がいいんですが、母が…それじゃ孫が出来ないからダメだって言うんです。若い子を連れて来なさいと。かなり頑なで困ってしまっています」もしかしたら、同じような悩みを持っている男性もいるのではないでしょうか?

これを解決する方法は、今は医療が進み、健康体であれば、40ぐらいまで多くの女性に妊娠・出産が可能であると親に伝えること、もしくは、「一生独りでいたくないので、子供にこだわらず今の自分に合う女性を探させて欲しい」と説得することに尽きます。男性の年齢や、親御さんのタイプにもよりますが、40を過ぎたらこの説得は考えておいた方がいいかもしれません。

如何でしたか?

今回ご紹介した条件の中には、一般的な「結婚の条件ランキング」などには出てこないものもあります。しかし、多くの女性がいざ婚活となった時、「現実を考えると、やっぱり譲れない」と思うことばかりなんです。つまり、知っておくのと知らないのとは大違いということですね。

古い考えを持つ親御さんの希望と、若い世代のニーズをどう折り合いつけるかは、婚活を考える人にとっての悩みどころかもしれません。でも、まずは「自分が“本当に合う女性”と幸せになることで、親を安心させてあげよう」と思うことが肝心だと思います。

結婚は本来“親からの自立”でもあります。親に感謝をしつつも、最終的には“自分の意思”でパートナーを見つけたいものですね。

多くの独身男性にとって、今年の年末年始が実りある帰省となりますように!皆さま、どうぞお気をつけて故郷にお帰り下さいね。

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ 冬至だけじゃもったいない!柚子湯のすごいメリット

「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかない」と昔から言われるように、柚子を入れたお風呂は実はメリットがいっぱい。今回は主なメリットをご紹介してみましょう。もしかしたらアナタの実家にも、柚子の木があるのでは?そんな方は有効に使わないともったいないかもしれませんよ!

① カラダの芯まで温まる

柚子の皮には、血行を促進し代謝を高める成分が含まれるため、温泉のように短時間でじんわりと汗をかき、カラダが芯まで温まります。湯冷めが少ないのも嬉しいですね。

② 湯上りはすべすべ、ボディローションいらず!

柚子の皮や種には、お肌をスベスベにしてくれる成分が。ボディローションに頼らなくてもいいのは、乾燥肌の人には有難いのではないでしょうか。

③ 柑橘系アロマで元気が出る!

柚子の香りをかぐと、レモンやオレンジなど「柑橘系アロマ」と同じように気分がすっきりします。しかも、柚子は温めると広がる特徴があるため、柚子湯は理に叶っていると言えます。

■ 柚子湯の上手な入り方

小ぶりの柚子5個程度をくし切りにして、小さめの洗濯ネットなどに入れ、お湯を入れたお風呂の中で皮ごともみながら入浴します。洗濯ネットを利用するとお掃除がラクです。ただし、敏感肌の人は刺激で肌荒れすることもあるため要注意。お肌に合わない場合は使用をやめておきましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー