【アラフィフの婚活講座】実は満足度が高い!アラフィフ夫婦の楽しい日常って?

昨今、40代・50代で婚活を始める人が増えています。男性の中には「若い女性と結婚したい」と希望する人もいますが、その希望を叶えられるのは少数派。幸せを掴むためには、やはりお相手の年齢層を広げておいた方が現実的でしょう。

しかも、実際に結婚したカップルの話を聞くと、同世代同士結婚したカップルの満足度が、思った以上に高いことがわかります。それは何故なのでしょうか。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、アラフィフ同士の夫婦に、結婚後、プライベートをどう楽しんでいるかを聞いてみました。どのカップルも、キャリアを積んだ者同士だからこその“楽しい時間”を満喫していて羨ましい限り。「こんな結婚もいいな…!」と憧れてしまいます。これから結婚をお考えの方は、ぜひ、参考にしてみて下さいね!

連休は夫婦で旅をして、趣味の写真を楽しんでいます!

「連休はだいたい夫婦で小旅行をします。若い頃とは行きたい場所が変わって来たのですが、妻が同世代だと、その辺も共感してもらえてラクですね。写真が趣味なので、妻と旅先で撮影を楽しんでいます。スマホじゃなくて、一眼レフでね」(50歳男性 会社役員)

アラフィフカップルは、夫婦で頻繁に旅を楽しんでいる人が多いです。それは、長年キャリアを積み、お互い経済的な余裕が出来てからの結婚だからでしょう。確かに一言で旅行と言っても、年齢によって旅に求めるものが変わって来ますよね?そこが一致しないと、カップルの旅は楽しくありません。その点、同世代同士は価値観が近く、意見の相違でぶつかることも少ないでしょう。旅先でも、きっと多くの感動を共有出来そうですね。

休日は、夫婦で“ちょっと贅沢な料理”を作っています。

「最近、料理を習い始めたら面白くて、休日は夫婦で夕食を作るようになったんですよ。妻にもそれなりの収入があるので、週末はちょっと食材を奮発して、二人で楽しむのが我が家の定番だね」(52歳男性 自営業)

最近は、料理を学ぶとハマってしまう男性も多いものですが、若いうちは、普段から食材を奮発することなどなかなか出来ません。でも、夫婦共にキャリアを積んだアラフィフカップルであれば、ちょっと贅沢な料理にも、気兼ねなく挑戦できるでしょう。アラフィフ世代の女性の中には、“料理はベテラン”と言う人もいるため、「家の料理が店レベルなので外食しなくなった」と言うだんな様も少なくないようです。

夫婦でワイン教室に。来年はヨーロッパ旅行も計画中!

「ワインが好きなので、夫婦でソムリエ教室に通っています。ワインには、年齢を重ねないとわからない“良さ”があると思うのですが、妻とはそんな話も共有できるのが嬉しいですね。来年は、ヨーロッパで本場のワインを飲もうと夫婦で計画中です」(46歳男性 自営業)

アラフィフ世代には、ワインや日本酒など、奥が深いお酒を“学びながらたしなむ人”が多くいます。中には、お酒好きが一致して会話が弾み、結婚した夫婦もいます。食べ物やお酒には、大人にならないとわからない“味わい”というものもあります。その味わいがわかる喜びを、人生を熟成させるように夫婦で共有して行くってステキなことですね。

夫婦でガーデニングが何よりの癒し。家庭菜園も本格的に

「40過ぎぐらいから、花や野菜を作ることに興味が沸いて来たんです。若い頃は全く興味がなかったんですけどね。妻とはそんな話が一致して、ガーデニングや家庭菜園を始めました。今は夫婦して夢中になってますよ」(48歳男性 公務員)

自然を求め癒される感覚も、年齢を経ないと湧いてこない、と言う人が多いですよね。同世代同士なら、そんな気持ちも共感することが出来るでしょう。庭作りや畑仕事は、一人より二人の方がはかどる上、より多くの種類の花や野菜を作ることが出来ますよね。夫婦で菜園にハマり、自家製野菜の料理で、ホームパーティを開くのが楽しみ、と言う夫婦もいます。

夫婦でショッピングが楽しい。同世代だから気を使わない。

「お互い独身時代に溜めた貯金があるので、二人でショッピングを楽しむのが好きですね。妻は同世代だから、見るものや欲しいものがだいたい同じで、気を使わなくていい。若い女性は、我々とは価値観が違うだろうと思う」(49歳男性 一級建築士)

世代が違って、興味の矛先や金銭感覚に違いがあると、ショッピングひとつするにも気を使うことになりますが、お互いにキャリアがある同世代同士なら、そんな心配もありません。また、女性の方が若い場合、ショッピングのお金は確実に男性持ちです。同世代であれば、どちらが出すかも臨機応変に考えられるでしょう。

休日は夫婦で健康増進。“引け目”を感じず無理なくやれています。

「休日は夫婦で、ジョギングやサイクリングなど体力づくりをしています。でも若い頃とは違って無理は出来ない。妻も同じだから、カラダのことを理解してくれるところがいいかな。相手が若いと、腰が痛いとか、恥ずかしくて言えないもんね」(53歳男性 通信会社管理職)

女性の方が大幅に若い場合、どうしても問題になって来るのは、体力的な格差です。それは運動神経と言うよりも、加齢による持久力の減退や、無理をするとどこかに支障が出てしまう、自分だけ回復が遅い、と言う現実から実感することになるのです。

その点、同世代同士であれば、お互いの気持ちがわかるので、暗黙の了解で“年相応の健康づくり”をすることが出来ます。残念ながら若い人には、衰えて行く不安はわからないのです。

アラフィフ夫婦の魅力は、“共感”と“余裕”、そして“自然体”

また、今回お話をしてくれた男性たちに、アラフィフ夫婦の魅力は?と伺った所、“お互い共感し合えること”や“無理をしなくていい”こと、“二人合わせると経済的な余裕が生まれること”などの意見が。これは、夫婦円満にとても大切なことかもしれませんね。

また、「夫婦は話が合うことが一番じゃないかな?青春時代の想い出を語っても通じないと寂しいよね」という意見も。確かにそれも大きいですよね。

同じ世代を生きて来たからこそ、寄り添えるものがある。今まで独身を頑張って来たからこそ、満喫できる余裕がある。これがアラフィフ夫婦ならではの幸せなのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー