親の傍に居てあげたい…!結婚で「地元に帰りたい人」の最善策

「しあわせ婚活研究所」をご覧くださっている読者の方には、故郷から離れて仕事をしている人もおられると思います。そんな方の中には、「そろそろ親も歳をとってきたし、出来れば近くに帰ってあげたい」と考えている人もいるかもしれません。

でも、Uターンするには何かしらのきっかけが必要ですよね。「一番良いのは、親を安心させるために結婚で帰ることなんですが、いかんせん相手がいないので」と悩んでいる方もいそうですね。

そこで今回は、5,000件以上の結婚相談に乗って来た“しあわせ研究家”の筆者が、「出来れば結婚で地元に帰りたい」と思っている方の、願いを叶える最善策をご紹介します。

結婚で「地元に帰りたい人」の最善策

(1)同窓会や、友人の結婚式での出会いに期待

同窓会は、結婚で地元に帰りたい人にとって一つのチャンス。「同窓会に参加したら、当時気になっていた人がまだ独身で、思わず意気投合しちゃったんです…」なんてお話もよくあるからです。

また、地元で行われる結婚式も、披露宴や二次会などで異性との出会いが期待出来ます。Uターンを考えている人は、地元の結婚式ほど気合を入れて参加するべきかもしれません。

昔馴染みの友人にまだ独身であることがわかれば、そこから紹介が上がって来る可能性もあるでしょう。「結婚で地元に帰りたい」と伝えておけば、友達が親身になって動いてくれるかもしれないですよね。

(2)帰省時、地元の婚活パーティに参加する

「いつか結婚して地元に帰りたい、と思っていたので、帰省の度に地元の婚活パーティに参加していました。3回目のチャレンジで出逢いがあり、遠距離恋愛を経て結婚。やっと念願のUターンを果たせました!」筆者のご相談者の中には、こんな経験をされた方もいます。

ゴールデンウィークや連休の帰省は、地元でパートナーを探す絶好のチャンス。実家に帰り家でゴロゴロしたり、友達と遊ぶだけではもったいない!帰省のチャンスこそ、独身の男女が集まる“婚活パーティ”に参加してみては如何でしょうか?

実際にこの方法で結婚相手を見つけ、Uターンを実現させた人は沢山います。「連休だから帰省」を「パートナーを探す帰省」に変えるだけで、アナタの未来がガラリと変わるかもしれませんよ。

(3)地元の“結婚相手紹介サービス”を利用し、お見合いする

「イベントに集まる沢山の人の中から、気の合う相手を探すのが苦手…」という方もいますよね?また、「結婚相手を探すなら、落ち着いて話せる一対一の出逢いの方がいい」という人もいます。そのような方は、やはりお見合いの方がベストでしょう。

そんな方におススメなのは、地元の“結婚相手紹介サービス”に入会し、お見合いでじっくりパートナーを探すこと。地元に強い会社を選べば、Uターンしたい人のニーズに叶った相手探しが出来ます。帰省できそうなタイミングを見計らってお見合いして行けば、ベストパートナーが見つかる可能性も。

ポイントはプロフィールや自己紹介に、“結婚して故郷に帰る意思があること”を記載しておくこと。そうであれば、住んでいる場所が離れていても、地元の人にとっての“結婚対象”になりやすいでしょう。

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初めは確かに遠距離恋愛。しかし遠距離恋愛にもメリットが

地元でパートナー探しをしようとすると、初めはどうしても“遠距離恋愛”になります。そこに不安を抱える人もいますよね?しかし、最近の婚活世代にとっては遠距離も有効、と筆者は感じています。

それは何故かと言うと、恋愛にさほど慣れていない人にとっては、初めから急接近するより、少しずつお互いの距離を縮めて行った方がいい場合もあるからです。今は距離に関係なくラインやメール、スカイプなどで繋がれますので、昔のような“遠距離の不自由さ”はありません。

また遠距離恋愛は、“デートの計画が立てやすい”というメリットがあります。近くにいるといつでも会える分、誘うタイミングを悩む人も多いですし、「週末、なんで誘ってくれないんだろう」などと気を揉むシーンもあります。しかし遠距離であれば、どのタイミングで会えるかが極めて明確です。「今度の連休に行けそうだけど、〇〇に行きませんか?」などと、恋愛初心者の人にも計画が立てやすいのです。

紹介やお見合いでの出逢いの場合、穏やかに愛情が深まって行くケースが多いと思いますが、そこにスパイスとなってくれるのが、「スグ逢いたくても簡単には会えない」という距離感です。距離があることがかえって二人の感情を盛り上げ、ココロの距離を縮めてくれる場合もあります。

如何でしたか?

地元を離れ、都会で忙しく働く人の中には、「いつまでこれを続けるんだろう…」と悩みながら頑張っている人もいると思います。「もっと自分らしい生き方があるのではないか」と将来を模索している方もいるはずです。

世の中には、結婚が地元に帰るきっかけとなり、「親も喜んでくれたし、何より自分らしく生きられるようになりました」と喜びを感じている人もいます。もしかしたらそれが、アナタにとっても“前向きな人生の選択”となるかもしれません。

「地元が遠いので、通いの婚活はちょっと…」という方は、思い切って転職でUターンしてしまう、という手もあると思います。慣れ親しんだ環境に帰ることで、パートナーを探すココロの余裕も出来るのではないでしょうか。

しあわせの選択は人それぞれです。アナタもぜひ、自分らしい選択をして下さいね。

【筆者略歴】

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。しあわせ研究家/コラムニスト/ヒーラー/美容整体師。ヒーリング・美容整体・ライフコンサルを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いているサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー他。

しあわせ研究家・珠艶の『今週のハッピー・ヒント』

■ Uターンした人に聞いてみた!故郷に帰ってよかったこと

今回の記事に合わせ、地元へのUターンを実現した人に「故郷に帰ってよかったこと」をインタビューしてみました。

① 美しい自然がある

「地元に帰って一番よかったことは、何と言っても美しい自然があることですね。空気もいいし、カラダも健康になった気がします」30代 男性

② 大切なことがわかった

「今まで大量の人の中で、いつも他人と比べ合っていたように思います。Uターンしてからは落ち着いて自分を見つめられるようになり、大事なことに気付けるようになったかな」30代 女性

③ 何より親が喜んだ

「帰って来ることで、こんなに親が喜ぶとは思いませんでした。それだけで、自分の価値を認めてもらったように感じます」40代 女性

④ 人生が解放された

「出世競争の中で埋もれていた自分の人生が、大きく解放されました。これからは家業を継ぎながら、本当にやりたいことをやって行こうと思います」40代 男性 

Uターンがその人の人生を明るくすることもあります。「そろそろ帰りたい…」と思っている人は考えてみては如何でしょうか?

ABOUTこの記事をかいた人

珠艶(じゅえん)1963年生まれ。 しあわせ研究家・ヒーラー・占星術師・美容整体師。ヒーリング・ホロスコープ・ライフコンサル・美容整体などを通じ、多くのクライアントを結婚・適職など“しあわせな人生”に導いている仙台のサロン「レボルシオン」のカリスマセラピスト。特に結婚相談は、過去5,000人以上の実績がある。 【著書】「女整体師が教える快感のスイッチ」メディアファクトリー